2017年11月17日金曜日

世帯平均、70万円増

《家計の金融資産1151万円》世帯平均、70万円増「金融広報中央委調べ」
〈日本経済新聞2017年11月11日5面〉

金融広報中央委員会(事務局日銀情報サービス局)が10日発表した2017年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、金融資産の平均世帯保有額は1501万円となった。前年の1078万円から約70万円増加した。株価上昇も背景に「貯蓄から投資」の動きが進んだ。

調査は6月~7月、全国3771の2人以上の世帯から回答を得た。金融資産を「運用や将来に備える目的の貯蓄」とし、引き落としなど日常的に使う現預金は除いた。
有価証券を持つ世帯ではこの1年、現預金から長期運用型やリスク資産に振り向けた世帯が13.7%と最大だった。
金融資産が増えた理由は「収入の増加」が33%で最多。働く配偶者が増え、共働きの増加が世帯収入を押し上げた。

「口座を保有していない」「口座を保有しているが残高はない」と答えた世帯は14.1%。前回の13%から増加した。単身世帯では12.4%と、同14.4%から減少している。

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